横海老屋(ヨコエビ屋)ヨコエビのストック方法&プランクトン長期保存



プランクトンの水槽への投入法
ヨコエビの水あわせ法
ヨコエビのストック方法
ヨコエビストックのためのボックスサイズ


届きましたプランクトンの投入方法をご紹介いたします。あくまで一例ですが、ご参考にしていただければと思います。
横海老屋のプランクトンパックは新鮮な日本海の天然海水での発送となります。 そのため、そのまま古い海水や性質の違う人工海水に投入すると死滅してしまう可能性がありますので、是非とも実践をお願いできればと思います。
プランクトン類は目に見えない物も多く含まれておりますので、誤って捨ててしまうことのないようご注意ください。


<手順1>

横海老屋のプランクトンパックは1パック、約3リットルの量となります。パック水を投入できる余力があるかをまずご確認いただき、無い場合は水槽投入時に水槽から海水がこぼれてしまわないように、水槽水を適量排水しておいてください。 プランクトン投入


<手順2>

次に届いたパック水と水槽の温度あわせるために20分~30分程度、プランクトンパックごと水槽に浮かべてください。
目に見えないプランクトンも立派な生物です。いきなり温度の違う水槽に投入してしまうと死滅する可能性がありますのでご注意ください。
プランクトン投入2


<手順3>

温度あわせが終わりましたら、次にパックの端を少しハサミで切ります。その際に大きく穴を切ってしまいますと、一気にパック水が流れ出してしまいますので、ご注意ください。
目安としましては1mm弱となりますが、最初はごく微量の穴を開けていただきパック水の流出具合を確認しながら穴を少しずつ大きくしてください。20分~30分程度、水槽に浮かべて自然に混ざり合うようにし、すべて水槽に投入して終了です。
プランクトン投入3



ヨコエビの水あわせ方法をご紹介いたします。あくまで一例ではありますが、ご参考にしていただければと思います。
当店のヨコエビパックはお客様にできる限り多くの新鮮なヨコエビをお届けしたという思いから、ぎりぎりまでパックの中にヨコエビを入れさせていただいております。
そのため水あわせに失敗して全滅してしまう事が無いように、是非とも実践をお願いできればと思います。

<用意するもの>

・バケツ2個
・ポンプ1個
ストレーナー1個
水合わせ


<手順1>

1つのバケツを高い所(椅子など)に置き、その中に届いたヨコエビの袋を全部置きます。その下(床など)にもう一つのバケツをおきます。 ヨコエビ水あわせ


<手順2>

ヨコエビの袋を開封します。すべて開封したら袋の中にポンプの吸水口をいれてもう一つのバケツの方に排水口を置きます。すべての袋から3分の2の水を排水します。その時にストレーナーを通して排水してください。 プランクトンの水合わせ


<手順3>

水槽の海水を水あわせのために袋の中に入れていきます。
その時に注意していただきたいのが、最初は少しずつ入れていくことです。そうしないと水あわせ中に死んでしまうヨコエビが多くなってしまいます。
そのため最初に排水した3分の2の量を5回くらいに分けて満杯になるように水槽水を袋に入れていってください。1回ごとの注水間隔は5分程度となります。(5分×5回=25分程度)
またエアレーション(ブクブク)を使用すると、更に効率的にヨコエビを生存させる事が可能となります。
ヨコエビの水合わせ2


<手順4>

満杯になった袋から再度バケツに3分の2を排水します。1回目よりは水槽海水を注水する量が多くても問題ありませんので2~3回に分け、5分間隔で同じように満杯になるまで水槽水を入れてください。

以上の作業を2~3回繰り返せば、水あわせは終了となります。とても手間の多い作業ではございますが、少しでも多くのヨコエビを有効利用いただくための作業となりますので、ご理解いただければ幸いです。


ホームセンターなどでアクリル板を買ってきて写真のようなボックスを作り飼育水槽内でストックしています。
ストックケース内にはホンダワラを入れてタツノオトシゴに与える時にホンダワラごと水槽に投入、終わればまた戻す形をとっています。ヨコエビにとってもホンダワラは餌となり、かなり長持ちいたします。

※ただしプランクトン類全般に言えることですが、水槽内の環境では外部から豊富な栄養を摂取できませんので、海藻などのエサを与えていても生命維持のために自分の体内にストックしてある栄養価を使いながら生命を維持しております。そのため長期保存をした場合は少しずつ栄養価が落ちてきてしまいますのでご注意ください。
プランクトン飼育
ヨコエビの繁殖
プランクトン飼育box
ヨコエビ飼育Box
横海老の水あわせ
100x100x150hのボックスを2個連結できるようにしてあります。ストックケースは汚れやすいのでキスゴムではなくフランジ部分に吊り下げる形で設置。掃除したい時や移動させたい時に手を汚さずに移動できますので、便利です。ステンレスメッシュも取り外し可能です。
こんなの作るのは面倒だと言う人は1.5リットルのペットボトルを切って加工し、上からストッキングをかけて作っても大丈夫です。ご自分の水槽にあったサイズを作るのが一番ですが色々工夫して作って見るのも楽しみのひとつです。


タツノオトシゴとヨコエビ
ヨコエビを見つめるタツノオトシゴの子供